2021
10.25
頭金と自己資金の違い
こんにちは😀
本日は、頭金と自己資金の違いについてのお話し
をします。
◆頭金
頭金とは、建物を新築または購入する際に支払う現金の
ことです。
支払う時期は、契約時から引渡し日までの期間内で、業者
によって異なります。
頭金が多いと、住宅ローンの借入金額が減り、その分月々
の返済額や返済期間、全体の利息なども減ります。
しかし、無理をすると諸費用などの現金払いに対応できな
くなるので、注意が必要です
なお、頭金を貯蓄する期間を減らすことを優先する方は、
頭金を少なくしたり頭金ゼロで新築します。
住宅ローンの利息を減らしたいなら、繰り上げ返済という
方法もあります。
ですから、手元に必要な資金を減らしてまで頭金を増やす
のは避けた方が無難です。
◆自己資金
自己資金とは、建物を新築または購入する為に用意する
現金のことです。
不動産取得税などの諸費用や頭金は、自己資金から
支払います。
自己資金が足りず、現金以外の支払いが可能な分は、
住宅ローンを借りて対応します。
ちなみに、国交省の「令和2年度 住宅市場動向調査」に
よると、注文住宅(土地代を含む)を新築または購入した
方の自己資金は1,197万円、自己資金比率26.0%となって
います。
皆さま、用意できる自己資金のすべてを頭金にすると、
手持ち資金が減ったり、金策に苦労する羽目になるかも
しれません。
諸費用は工事費の5~10%が目安だと言われています。
施工業者にも相談をしながら、無理の無いよう計画的に
振り分けることをおすすめします。